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【自分軸】「この漫画、自己犠牲のお話だから読んでて辛い」と言われて、自分をふり返った話②

 

ここでは私が他人軸から自分軸になるために、具体的に何をしてきたかお話ししていきます。

 

①の記事から読んでね〜

 

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自分に関心をもち掘り下げ、認める

「そんな自分でもいいんだ」と許す

①の記事に書いたように、長い間、生きかたの軸を自分に置けずにきた他人軸な人は、他人のことばかりに注意を払ってきたために自分のことをよく理解できていないと思います。

 

 

なので、自分に関心をもって、自分はいったいどういう人間なのか?を考え、理解を深めることが大切です。

 

生まれてからこれまでどう生きてきた?

あの時はどう思った?

何に幸せを感じた?

何を悲しいと感じた?

私は人とどう違う?

どうして今つらいのか?

 

 

自分の本音にフタをせず耳を傾けます。

コツは、「自分のふつう」「自分の常識」と、他の人の持つ「ふつう」「常識」は違うのだと、理解することです。

あたりまえのことなんですけどね…意外とできていないものなのです。

 

過去をふり返るとダメな自分と対峙することになると思いますが、「こんなふうに思ってたんだ」と客観的にながめること、「そんな自分でもいいんだ」と許すことが大切です。

 

 

自分が「なぜこうなのか」理由を考え、自分否定の材料を減らす

自己肯定感が低い人は、常に自分のダメなところを探し、自分を心身ともにいじめてしまうことが得意です( ̄∀ ̄;)

でも、自己肯定感を上げたいわけなので、まず「自分を責める必要のない案件」について、知識でもって消去しましょう。

 

私の場合はこんな感じ⬇

 

自分と母親との関係を考える

まず、私のような偏った心は、ほとんど〝母親との関係〟に問題があると生まれることを学びました。

 

心理学的に、母親に褒められ、認められ、許されてきた人は、世界からも〝許されている〟と感じられるそうです(甘やかされることとは違う)。

 

そうなると、「自分はみんなに愛されて当然の存在」と信じることができ、多少の失敗や挫折ではへこたれません。自己肯定感が高い人というわけです(自信満々とはまた違う)。

 

 

私としては今まで一度も経験したことのない感情です。

そこで過去の家族関係を見つめ直しました。

 

 

よくよく考えたらうちは「機能不全家族」だなぁ…

どんなにがんばっても母親に褒められたことはなかったなぁ…

母親の愚痴を一生懸命聞いて、不機嫌にならないように顔色をうかがって生きてきたなぁ…

 

 

あらためて冷静にふり返ってみたら、「自分の家はふつう」と思っていたことが、意外と偏っていたことに気づきました。

きょうだいの一番上か末っ子か、またはひとりっ子かでも育ちかたは違うと言いますね。

 

 

ここでも「この時こんなふうに思ってたなぁ」とか「悲しかったなぁ」など、感情を味わいきります。

 

すると、少し落ちついてきます。

私ってひくつで嫌だ…と自分を責めてきたけど、自尊心の低さとかは育った環境から爆誕したのか〜〜これはしかたない!自分を責める必要ナシ!!

 

とても繊細な人「HSP」という概念を知る

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼ばれる、人一倍敏感な感覚を持つ人の話を聞いたことがあるでしょうか?

 

これはずいぶん前ですが、友人Kさんが「あなたのことじゃない?」と教えてくれたものです。

HSPの人の特徴を簡単にあげると、

 

  • 周囲の変化や他人の感情・痛みに敏感
  • 強い光や匂い・大きな音に敏感で、体調を崩す
  • 人の多いところで疲弊し、体調を崩す
  • 暴力的内容の映画やドラマを見られない
  • 些細な言葉に傷つき、いつまでもひきずる
  • 考えかたが複雑

 

…など、敏感さや共感力が超高いゆえに他人から理解を得られず、生きづらさを感じるくらいになる人のことです。「シャイな人」とは違います。

 

私はこれを知った時は衝撃でした。

えーっ 私のことなんでこんなに知ってるの?

 

同時に今まで

「気にしすぎだよ」

「神経質だよね」

などと言われて、情けなさや劣等感を抱いていたことに、答えをもらえたようでホッとしました。

 

HSPは周りの気持ちを先読みできるため、つい他人を優先させて自分を見失ってしまったり周囲に気を遣いすぎて疲れてしまったり本音がわからなくなったりするそうです。

 

 

こういったHSP特有の繊細さや敏感さは生まれ持った「気質・特徴」であり、病気ではなく、生涯変えることはできないし変える必要もないそうです。

 

生まれつきということは、母親や周りの大人の気持ちを人一倍敏感に感じ取って、それに合わせて生きてきたことは想像できますよね。

ということは、

自分を軟弱!情けない!とか責める必要なかったんだね〜
生まれ持った気質で変えようがないことなんだから、しかたない!自分を責める必要ナシ!!

 

仕事が「しんどい」のは自分だけなのか?

仕事や勉強はやらなくてはいけないもの。

「ちゃんとやらなきゃ」と思うのにできない時、自分を責めてしまうのではないでしょうか?

 

でも人間は

「失敗するな、ちゃんとやれ」と言われると、どんどんできなくなるし、ダメになるし、やる気も出なくなるそうです!

 

…私が編集部サイドから感じてたプレッシャーこれじゃん〜〜っ 

イラスト

 

 

逆に「間違えてもいいし、失敗してもいいから、好きなことをしな」と言われるとガンガンパワー出るそうです。

…確かに( ̄∀ ̄;)

 

 

でも、仕事や勉強で「好きなようにしていい」と言われることって稀ですよね。

 

なのに人間は、がんじがらめにされるとダメになるし、やる気も出なくなる…

この事実を知ってしまった時は、まず誰かを責めるよりこう考えましょう。

なんで好きな仕事を辛く思うのか、根性が足らんと自分を責めたし罪悪感たっぷりだったけど、しかたなかったんだね!自分を責める必要ナシ!!

 

 

ここまでで何が言いたいのかと言うと、自分だけが悪いと思いこまないということなのです。

 

「誰か」や「環境」のせいにしていい時もあります。

 

私はよく〆切前に「間に合わない、どうしようどうしよう」とテンパっていたのですが、その度にKさんに「自分だけを責める必要はない、サボっていたわけじゃなし、ハードなスケジュールを要求してる向こうにも責任あるんだから」と、言われていました。

 

「そうは思えない…(´;ω;`)」と思いながらも、「自分だけのせいじゃない」と思い込むようにしていました。自分を責めるだけでは、パフォーマンスが上がらず本当に原稿が落ちてしまうからです(^-^;)

 

 

自己否定が強く自分責めをやめられない人は、「本当に自分がダメなのか、要因は他所になかったか」を考えることはとても大事なことだと思います。

 

時には「これはしかたない、相手が悪かった、大丈夫」というような思い込みの力も必要です。自分のパフォーマンスを上げるためです。

 

 

 

あと私は、「あ、自分を責めそう」という瞬間がきたら

 

どんな自分にも価値がある

ありのままの自分で存在していい

 

と、魔法の呪文を心の中で何度も唱えるようにしています(^ ^)

本当に思えていなくても自分の潜在意識に刷り込ませるために、しばらくは朝起きてすぐにも唱えていました。

これは、けっこうききます。

 

 

間違えやすいのですが、「反省」と「自分を責める」ことは違います。

「反省」は失敗を受け入れ、もっと良くなろうとプラスの方向にエネルギーを向けられるもの。自分への肯定的な評価も必ず入っています。

ですが、「自分責め」は、自分の存在すべてを否定するマイナス方向のエネルギーです。

 

 

自分の行動パターンを変える

180度逆のことをする

思うだけなら超簡単。

ここからの実践は、多少の覚悟が必要になってきます。

 

今までは無意識にせよ、他人に嫌われない(期待に応える)行動を取ってきたわけですが、それをやめる努力をします。

 

  • 言いたいことがあるのに言わない
  • やりたくないことを我慢してやり続ける
  • 人の期待に応えようとする

 

などですね。

 

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とはいえ

他人軸に年季の入った私は、これをやろうとしても無意識に相手の立場や状況なんかを考えて、先まわりして行動してしまうのです…(-.-;)

 

なかなかネガティブ思考もなくならず悩んだ末

 

 

機械的に180度真逆に行動する

 

 

ようにしてみました。

 

 

単純で簡単そうに思えるのですが、とても勇気がいることでした。

 

例えば、「雑誌の表紙」を描くというのは名誉なことだし作品のためでもあるのですが、ある時依頼が遅くてそれをひき受けるには

  • 徹夜を含む、無茶をしなくてはいけない
  • 友人との約束をキャンセルしなくてはいけない

ということがありました。

 

 

今までの私なら

せっかく依頼してもらったし…作品のためだし…担当さんにも申し訳ないから、友だちとの約束を先のばししてもらおう、そして徹夜しよう

 

と、即ひき受けていたでしょう。

でも考えを180度逆にするわけなので、当然「表紙の依頼は断る」わけです。

 

そうなるとやっぱり、悲観的な考えが襲ってきます。

 

「みんなどう思うだろうか…」

「嫌われるんじゃないだろうか…」

「作品のためにならないんじゃないだろうか…」

「もう依頼がこないかもしれない…」

 

こんな感じで不安になります。

でも、同時にこうも思いました。

 

「友だちとの約束も大事だし、絶対楽しい」

「ひき受けなければ徹夜しなくていい」

「身体的にも精神的にもそのほうが楽」

「本当に作品のためにならない?せっぱつまった状況で描けばそのほうが質が下がって、自分も悲しくなるんじゃない?」

 

自分軸で考えられてる!

 

180度逆にしてみたら、自分の考えかたのクセから脱出して、ものを見る角度を変えることができるようになりました。今思えばかなりの被害妄想…

今までは「何が正解か?」ばかりを考えていましたが、「楽」「楽しい」という、自分の「」が入ってきました。

 

 

不安は、考えてもしかたない未来のことは考えずに、「ま、いっか」と思うようにして片づけます。「ま、いっか」も気が楽になる魔法の呪文で、意識して使うのがおススメです。

 

 

 

実際、依頼を断っても私の評価は変わらなかったですし、約束していた友だちも喜んでくれました。

 

それにもし本当に仕事が減ったとしても、多少の犠牲はしかたないのです。

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この記事に書いた漫画家の友人は、「自分の描きたくないものを描かないために」商業誌をやめる選択をしました。どちらが自分にとって楽しいかを基準に行動しているんですね。

 

 

「自分軸=自分らしい生きかた」を実行するためには、多少の批判や犠牲は覚悟しなければならないのだと感じています。

メリット・デメリットだけで判断すると、自分軸な生きかたはできないでしょう。

 

 

自分ががんばっていることをやめる

漫画を手放す

 

これが一番、勇気と覚悟が必要なことでした。

 

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自分ががんばっていること

 

私の場合は当然、漫画(連載)です。

 

 

心理カウンセラー心屋仁之助さんの、自分軸の記事によると

 

自分の「がんばり」って

「何かを否定」するために

「何かから逃れる」ためにやっていることが多い。

認められるように頑張っているのは、認められないと怖いから

すごいと言われるために頑張っているのは、すごくない自分から逃れようとしているから

 

(中略)

でも、このエネルギーは「求める」ところに際限がなく、どこまで行っても安心できない。

だから、それを、やめよう、ということ。

 

そして、これが「がんばるのをやめよう」

ということ。

 

心屋仁之助オフィシャルブログより

 

私がこれを拝読したのは、「一時漫画をお休みしよう」と決め実行したあとでしたが、考えかたは一緒でした。

 

 

「すごくない自分」から

逃れようとがんばっていた、

「小さくてダメな自分」から

逃れるためにムリして積み重ねてきた、

漫画〟を、ひとまず手放さなくては、

 

「劣等感と負い目と罪悪感と嫌悪感」でいっぱいな自分から、離れられないと感じました。

 

もちろんずいぶん前からキャパオーバーで、腱鞘炎や肘の状態が悪かったというのもあります。

質の良い睡眠も取れず、心も身体も疲れ果てていて、多少の時間ができたとして何かが良い方向に向かうだろうか?という考えもありました。

 

どちらにしろ、漫画を手放さなくては、根本的には何も変えられないことは明白でした。

 

 

 

でも、この漫画を手放すという行為が、今までの自分がなくなるような、心をえぐられるような

痛み、

悲しみ、

不安、

恐怖、

絶望感…

 

なんとも表現できない暗い気持ちで一時期はいっぱいになって、泣けてくることも多かった。

ストレスで体調も崩しました (ー ー;)

 

 

それでも決断したのは

 

自分は行きづまっている

と自覚していたから

 

 

そして

もう、本当に、長いトンネルから抜け出したかった

 

から。

 

 

自分軸への道のりは、多少の犠牲と批判は覚悟せねばとはいえ、私には大きすぎるものでした。

でも、自分のまいた種ですし、本当に変わりたかったらできます

 

 

 

これだけ読むとすごく不安にさせてしまうのではと思うのですが、次の項目からのことをやっていくと、少しずつ楽になっていきます。

 

 

自分の気持ちを表現する、人に話す

 

これは簡単に言うと

  • 自分の弱みを話す
  • 不安を聞いてもらう

ということです。

 

私は、友だちに「今連載休んでてね、先が不安〜」とあっけらかんと言ってみたり、「すっごく不安でね…」と人生相談モードで言ってみたりしました(^ ^;)

 

担当さんにも、正直に包み隠さず、現状と自分の気持ちを伝えました。

 

ブログを書くこともそうですね。

文章にして書くことで、自分の気持ちを整理して昇華する助けになっています

 

 

こういうの、今までは「弱音を吐くなんてかっこ悪い」「相手に迷惑かける」と思って言えなかったんですけどね。

話してみると相手から、思いもよらない言葉をもらったりアドバイスをもらったり心の栄養をいただけるんですよ。

ブログでは見ず知らずの方からもお言葉いただけたりして(^ ^)

 

現状は何も変わっていなくても、なんだか楽になるのです。

 

 

 

だからとにかく言ってみる!

特に迷惑をかけてしまう相手がいたら、ちゃんと話しておかないとですしね。

 

 

もちろん、信頼でき、心をひらける相談相手がいることが望ましいですが、日記に書いてみるだけでもだいぶ気持ちが整理できると思います。

 

 

やりたいことをみつけ、とにかくやる

 

今まで

 

いろいろ理由をつけてやらないでいたこと

 

をやりましょう。

  

  • 部屋の片づけをする
  • 連絡を取りたかった人に取ってみる
  • 行きたい場所に行く

 

など、はじめは達成しやすい小さな目標を立てるのが良いです。

そして達成するたび自分を褒める習慣をつけます(^ ^)

 

自分の思い描く人生があるのなら、始めます。

この時に入念な準備はいらず、言い訳無用、問答無用で〝とりあえず〟手をつけてしまうのが良いです。

常識や人の目はいったん横に置きましょう。

 

 

私もまず、部屋の片づけと要らないものを捨てることをしました(引越しで…)。

部屋の中がスッキリすると、心の中もスッキリしますよ。

 

人間関係も、仕事にかまけてないがしろにしがちなことがずっと気になっていたので、お世話になった方々に連絡を取りました。

 

それから、ブログを始めること。

ずっとやりたいと思いながら「連載してると時間ないな〜」と、言い訳をしてやらずにいたことです(^-^;)

問答無用で取りかかりました。

 

 

ずっと行きたかった伊勢神宮にも行きました。

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ここ数ヶ月で思いついてやったことです。

まだまだ発展途上で、これから模索して試していく段階ですが、自分で決めて自分の意思で進んでいるという手ごたえは感じられています。

 

 

こうして自分で自分の人生をコントロールできているという信頼感が、自己肯定感・自尊心につながります。

 

自己肯定感・自尊心を高めることは、「自分を好きになる」ということじゃなく、「自分を信頼すること」だと思っています。

 

その信頼というものは、

自分の頭で考え、

自分なりにより良い選択をし、

問題を解決したり、目標を達成したりする成功体験を積み重ねることで得られます。

 

「私は絶対に失敗しない」と思えることではなく、どんな結果になっても自分で責任を持てること。

 

自分の限界をわきまえ、無力な自分でOKと思えること。

 

 

 

そんな瞬間を増やしていくと、自分軸でいられる時間が長くなり、やがて大きな意識の変革が起きるのだと思います。

 

そして自分の望むように生き、自分を満たせてから、余力が出た時に他者貢献をする。これが本来の順序なんですね。

 

 

補足

手当たり次第にやらない

不安になっていろいろなことに手を出すよりは、自分が本当にやりたいこと、自分はどう生きるかを問うてよく考えて動いたほうが良いです。疲れてしまっては元も子もありません。焦らずいきましょう。

 

自分軸と自己中心的は別もの

自己中心的な人とは「自分の考え=他人の考え」と思っていて、他者をコントロールしようとします周りが自分の言うとおりに動いてくれると、思い込んでいるんですね。自分勝手とも言います。

対して自分軸な人は、自分と他者を切り分けて考えられます。自分と他者は価値観も考え方も違うとわかっているので、他者をコントロールしようとしません

 

100%自分軸で生きている人は少ない

家族がいて会社があれば、100%自分軸で生きていくことは難しいでしょう。

自分軸と他人軸のどちらを自分の中心にすえるか、どこからは譲らないとするかが、大事なんじゃないかと思っています。

 

 

 

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